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KABBALA zine #25 (JAPAN) - INTERVIEW & ALBUM REVIEW - Aug 2000

一時はVo&Gの中林のRITUAL CARNAGE加入により、1本のデモを残したまま、幻の存在となりつつあったGRIM FORCEが再度活動を始めたのだが、デモで見せてくれた大きな可能性が再度萌芽するのは非常に嬉しいことだ。ベイエリアスラッシュをベースに、それを更にアグレッシヴに味付けしてキレ味と破壊力が一体化させた音は、HEATHEN+SEPULTURAといった感じで、最近のスラッシュの中でも珍しいタイプに入るものだ。だが、GRIM FORCEの凄い点は単なる懐古主義を納得させるクオリティの高さで、展開一つをとっても、持ち味の攻撃的な面をフルに活かす為によく考えられているのが分かる。正直、活動自体再開したばかりなのに、すぐにCDというのは早い気がしないでもないが、これだけのクオリティを前にしたらそう文句もあるまい。スラッシャー諸君、首を鍛えておいたほうがいいよ(ニヤリ)。
(多田)

世の中にありとあらゆる音が氾濫して様々な異種交配が行われた結果、ジャンルという枠にとらわれないボーダーレスなサウンドが蔓延する昨今、どこをどう聴いてもスラッシュメタルにしか聞こえないという純度の高さは或る意味凄いことなのかもしれない。結果的に中林のRITUAL CARNAGEへの加入は長くは続かなかったものの、強烈なバンドがもう一つ増えたという喜びとして捕らえる方が正解だろう。本作では"ベイエリアスラッシュにとり憑かれた男"中林の作曲センスが存分に発揮されている。幾分長めのソロパートも多彩な表情を見せながらするりと聴かせてしまう辺りはさすがと唸る他無い。一刻も早く相棒のギタリストが見つかり、磐石の体制での活動が期待される。7曲30分を一気呵成に聴かせてしまう潔さの中にも、特にM-2"God Cries! World Dies!"の爆発力などは美味し過ぎる。やばい。
(すぎ)